はじめましてのごあいさつ〜クローバーってどんな植物〜

はじめまして!
植物大好きな、よつばと申します。
このブログでは道ゆく草花たちの名前を紹介していきたいと思っています。
草と言ってもそれぞれに葉っぱも違うし、お花も違う、個性もあるし咲く時期も違う
なのになぜ雑草という一言で終わってしまうのか

『雑草』ではない、草の名前を知りたいと言う思いから
色々と調べるようになりました。
今は朝ドラで牧野富太郎を取り上げていますね。
雑草という草はない、その通りなんです!
将来子供にこの草は何と聞かれたら、これはね・・・、と答えてあげたいそんなことも考えたりしています。

今回ご紹介するのは、みんな知ってるクローバーについて


涙型の小葉が3枚で1組の葉っぱに、4枚ついていると幸運、5枚ついていることもあったりします。
ふわふわとした白い花は実は小さな花の集まりです。
ヨーロッパからの外来種ですが気候に関係なく全国で見られます。
全国に広がった要因は、牧草や、緑肥にできたためです。
緑肥とは緑のまま畑に耕して混ぜ込むと肥料になるということです。
農作物や酪農にも有益な植物だったので全国に広がりました。

なぜ緑肥になるのかというと、クローバーはマメ科の植物で根に根粒菌という菌を飼っています。
この菌から植物に必要になる栄養を得ることができるのです。
その性質を利用しているのが緑肥というわけなのです。

これだけ全国に広がっていますが伝わったのは案外遅くて、江戸時代ごろ
日本名のシロツメクサ(白詰草)はこの花を乾燥させて緩衝材としていたことから。
オランダからのガラス製品を運ぶのに詰められていたことが名前の由来です。
アイルランドでは国花として国民に親しまれているそうです。

そんなヨーロッパからきたシロツメクサに思いを馳せて
久しぶりに花冠を作ってみました。


毎日の散歩が楽しくなる草花をこれからも紹介していきます!