たくましく生き抜くタンポポたち

春になるとたくさん見かけるタンポポ
子供の時にフーって綿毛を吹いて飛ばしましたよね!

タンポポの花びらは実はとても進歩的。
花の特徴は植物の進化の系統の中では一番進んでいるとも言われています。
花びらのように見えるものは実は一つひとつがお花なので受粉すればそれぞれが種子になります。
そして、綿毛となって遠くへ飛んで新たに仲間を増やしますのです。

タンポポは食用として薬効もあり、根っこを煮出して飲むと健胃、催眠、利尿作用があると言われています。
そして葉っぱは、ほろ苦さがあるのでサラダなどで食べられるとか。中東や、東ヨーロッパでは人気の食材なんですって。
どのタンポポにも毒性はないので、日本でも天ぷらや炒めてもので食べることもできるのだとか。

最近は外来種が多くなって在来種は珍しくなってしまった。
なんて話もよく聞きますよね。

草木が生い茂った場所に生える方が交雑が進みやすく、種子でも単独でも増えられる外来種は圧倒的に有利。
そして年中花を咲かせることもできたり、種子もたくさんできるので、セイヨウタンポポが増える要素しかないじゃな~い
と寂しくなります。
ちなみに外来種と在来種の見分け方は、総苞と呼ばれる花の下のガクの部分が反り返っていたら外来種・・・なのですが、交雑が進んでいるので例外もたくさんあるとのこと。写真のタンポポも特徴的には外来種だと思いますが、総苞は反っていません。

じゃあ在来はどこで増えればいいの~っと思いますが、
人間の開発が進んでいない、セイヨウタンポポが侵入していないところでひっそりと咲いているようです。
一旦開発されたけれど、人口減少により宅地が減少、開発されなかった一部の雑木林が再度繁茂を広げその中に残っていた在来種タンポポが新たに増えている場所もあるということ。そんな内容がNHKで取り上げられていましたが(https://www3.nhk.or.jp/news/special/sci_cul/2023/04/special/kenkyushitsu/tanpopo/)大阪の泉北ニュータウンというところで、密かに増えている例があるのだとか。

不利な状況でも強かに生き残る戦略ってあるものですね~。